zuihou2006-05-01

 とりあえず、本の紹介は一冊だけ。

 文学少女と死にたがりの道化(野村美月 ファミ通文庫
 過去が原因で小説を書くのをやめた少年と、本を愛するあまり食べてしまう三つ編みの先輩の話。この二人のかけあいだけでも買う価値はあります。
 物語が書かれた紙を食べる先輩のおやつは、少年の書く三題噺。
 「初恋、苺大福、国会議事堂で、甘ーい話を書いて」
 「うえ〜ん、初恋の人が空から落ちてきた苺大福の箱で死んじゃったよ〜。お味噌汁にあんこを浮かべたみたいな味がする〜」
 こんな素敵発言をする先輩が妙にツボ。また、太宰の人間失格がモチーフになった本筋もなかなかおもしろいですよ。


 keisuke氏から借りたNOVAの設定が中々気に入り、キャラクターを自分でも作ってます。ただ、色々なキャラを作れるこのTRPGのシステムは難解です。
 そこで、合い間に海戦モノ(無論、乗員は少女。)をタクティカルロアや、ガンダム0083をBGMに書いてます。