「群青の空を越えて」というPCゲーが意外と好評のようで。
 内戦下の日本で関東独立のために、主人公が関東独自開発の戦闘機に搭乗して戦う話。学園生活と戦闘が両立するという設定と完成度の高いシナリオが好評の原因らしい。
 個人的には、関東独自開発のハイテク戦闘機なる設定が気に食わなかったため完全にスルーしていたんだが……。これが、露か中から給与された旧式なMig23とかMig29で米から給与されたデッドストックのF15を迎え撃つ話ならもっと燃えたんだが。
 機体もパイロットも消耗品扱いされる中、主人公とヒロインのロッテ(編隊)は、機体性能の差をものともせずに西日本空軍機を屠っていく。だが、次第に同じ日本人同士で殺しあうことや、東西どちらのイデオロギーにも疑問を感じるようになる。そんな中、ついに西日本のB52による大編隊による都市爆撃と、東日本機甲部隊による侵攻作戦が始まる……。
てな感じの救い様のない話のほうが燃える気がするんだがなあ。
 
 まあ最近の萌えとミリタリーの融合自体は大歓迎なのだが。工画堂の新作「状況開始!」とか、メカ娘とか、独自路線爆走中の銃雑誌ARMSとか、ミリタリークラッシック誌とか。

 で、その流れでペンギンクラブ山賊版購入。野上武志大和撫子00七が目的。
 日本初の統合情報局が舞台で、実際の諜報戦に則した内容だが……。デンジャラスなネタが満載。「某漫画家(小林よ○のり)のおげで、愛国心あふれる若者が多くて助かるわ」とか。燃えよ戦車学校以降の暴走ぶりが素敵です、この作者。